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新しい視点で活動する

防災・減災に向けて

九州北部で記録的大雨から学ぶ

避難訓練

7月5日からの記録的な豪雨となった九州北部で、多くの死者や行方不明者が出ています。
被災者の方々にお見舞いを申し上げます。
自治会域内では土砂災害の危険性は、極めて低いと思いますが、浸水等には十分気を付けるこれま必要があります。

突然の豪雨で気を付けること
気象庁では、、「浸水害」と「洪水害」の発生の危険度(リスク)が、ホームページの地図上で一目でわかる取り組みを始めています。
大雨の恐れがあると、市町村ごとに大雨警報が発表されます。
従来は「雨量」を基準にしていたが、同じ雨量でも災害が起きる場合と、起きない場合があります。
また、警報が出た市町村のどこで危険度が高まっているのかはわからなかったのも事実です。
同庁のホームページでは、国内を5キロ四方の格子(メッシュ)に区切り、危険度を5段階で色分けした地図「土砂災害警戒判定メッシュ情報」を見ることができ、地図は、10分ごとに更新されます。
   ・大雨警報(浸水害)の危険度分布(気象庁HPへリンク)・・・当自治会と密接に関連性があると考えられます。
   ・土砂災害警戒判定メッシュ情報(気象庁HP)・・・当自治会では直接関連性はあまりないと考えられます。
今後、野田市などで、このような警報が発令された場合で、自治会域内に影響が及ぶ可能性が発生した場合には、
上記の大雨警報(浸水害)をクリックしてください。

黒い雲、冷たい風 前兆現象に注意
局地豪雨は、大雨警報などが出ていなくても発生することがあります。
天気予報を見る際は、雨マークや降水確率だけでなく、「寒気が流れ込む」、「大気の状態が不安定」、「雷を伴う」といった
言葉が使われていないかもチェックするようにしましょう。

豪雨で電車に“冠水被害” 横浜で避難勧告(2017/8/1)
「関東地方は、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定になっていて、神奈川県で局地的に1時間に
120ミリの猛烈な雨が降り、1日午後2時過ぎ、神奈川県海老名市の相鉄線かしわ台駅前では強い雨により、くるぶしあたりの深さまで水がたまり、駅員が対応にあたった。また同駅では、雨が滝のように打ちつけている様子も確認できた。雨は電車の中まで入り込み、乗客は流れ込んだ水を足をあげるなどしてよけていた。」との記事が掲載されていました。

昨年まではあまり耳にしなかった「記録的短時間大雨」という文字を目にします。7月からは120mm/時という警報も目に
するようになってきています。
大雨警報には十分に注意をしましょう。

地震発生! まずは身の安全を確保!

安全確保     

次の手順で行動ことが大切です! 2011年3月11日発生の東日本大震災では約3分間大きく揺れました。


  1. とにかく自分の身を守る
  2. 火の始末(揺れが収まったら)、ドアや窓を開けて逃げ道を確保、家族の安全確認
  3. 近所の安全確認、出火防止・初期消火
  4. 家屋倒壊の恐れある場合は避難する、ラジオ・テレビで情報収集する
  5. 子ども(保育園・幼稚園・小中学校)を迎えに行く、非常持ち出し(薬を忘れない)、
  6. 出火防止(電気のブレーカを落とす、ガス栓を止める)
  7. 消火・救助活動
  8. 余震に注意(壊れた家屋には入らないこと)・・・3日間程度は自給自足する必要があります。
  •  注意)首都圏直下型地震発生時には、首都圏機能回復を優先するため自治会域内での自給自足生活は、7日間    程度が必要と考えられます。

風水害への心構え

     

幸い自治会域内では、土砂災害を伴う環境ではありません。また津波災害の可能性も極めて低いといえます。
しかし、大雨を伴う台風や局地的豪雨の発生は十分あります。
ホームページ「防災(状況認識編)」で記したように自治会域内は雨水の流れでは下流域に属し、近隣地域より標高が低い地域であることを忘れてはいけません。
平成24年に発生した五木新町・春日町地区での浸水を思い出してください。
五木新町地区の浸水現場での「排水整備工事(五木新町応急処理工事)」は平成27年2月から3月に実施されました。
さらに、同年夏に東武鉄道七光台研修区では排水側溝の浚渫や側溝の清掃(汚泥・ごみの除去)が実施されました。

自主防災会

春日町第三自治会自主防災会では、災害発生時を想定した訓練(心肺蘇生訓練・初期消火訓練・避難訓練など毎年6月と2月の2回実施しています。
また、定例会では随時防災情報を伝達する形で防災活動の啓蒙活動を繰り返し実施しています。
防災幹事は2年任期で10名が活動しています。
自主防災会の活動内容は次の通りです。
 1.防災知識の普及
 2.防災資機材の管理(整備点検など)
 3.地域内の防災環境の確認:要避難行動支援者の状況把握も行っています。
 4.避難訓練の実施

避難行動時の心得

地震や浸水などで避難を実施せざるを得ない場合は以下の要領で臨んでください。
 ■避難は「必ず徒歩」でお願いします。
     ★自動車での避難は厳禁:渋滞発生時に「徒歩避難者の通行妨害」になります。
 ■避難先は、次の通りです。                                           

     
春日町第三自治会避難所
 災害の種類 避難対象地区  避難先  要避難行動支援者の扱い
 地震  春日町  北コミ  北コミ
 五木新町  野田中央高校  北コミでも可
 水害  春日町  野田中央高校  北コミ
 五木新町  野田中央高校  北コミでも可
       

注1:要避難行動支援者には予め定められた支援者が同行してください。
注2:浸水危険のある際、車両の一時避難が可能です。
   ※ 避難先:法楽院墓地駐車場またはサンベルクス七光台店の屋上駐車場です。

健康寿命を延ばし、有事の避難行動に備える

高齢の会員は普段から体力の維持に努めましょう!         
 ■災害発生時には、あなたは「助ける人」または「助けられる人」のいずれかです
 ■体力維持のため、高齢者は「片足立ち」と「スクワット」を1日10回程度実施すると良いようです。
        高齢者運動    
    ※避難先まで自分で歩いて行けるようでしたら、あなたは「助ける人」です。