防災・減災にむけて日頃からの備え!

※家族で話し合い取決をする
安否確認のやり方、避難後の集合場所、野田市「避難者カード」の記入など
※非常用持ち出し袋は準備できているか
非常持ち出し袋の中身は、自分が生き延びるのに必要なものは揃っているか?
※家の中や周囲の安全確認
家の中に安全な空間があるかまた家の周囲に危険が無いかなどの安全確認【地震・台風】

いざと言うときに備えて

1.「家族で話し合い」をしましょう!

大きな災害は、家族が一緒にいるときに起こるとは限りません。

お父さんが会社、子どもが幼稚園または学校、おじいさんは病院、おばあさんは買い物と家族がバラバラの時に起こるかも知れません。

いざという時に、慌てないよう日頃から災害時の対応について「家族で話し合い」をしておきましょう。

①まずは、それぞれで避難しましょう!
自分の身は自分で守ることが大切です。どんな場所にいても「まずは避難」をしましょう。
東日本大震災では、家に誰か残っていないか確認に行って死亡した方が通いました。
どんな場所でも「まず逃げる」というルールを決めて起きましょう。
②避難場所を決めておきましょう!
家族がバラバラに避難しても「どの避難所で集合するのか」を決めておきましょう。
家族全員で事前に確認し、集合する場所を決めておくことだ大切です。
③安否確認の方法を事前に決めておく!
※発災直後、携帯電は災害用伝言ダイヤルを除く、一般の通話はできなくなることが予想されます。
※災害用伝言ダイヤル(171)の使い方、安否情報の登録・確認のやりかたなどは、家族全員で事前時確認しておきましょう。
④「避難者カード」など事前に準備して起きましょう!
※「避難者カード」、「ペット飼育者名簿記入用紙」は、事前に記入(必要時更新)して起きましょう。
処方箋薬などを正しく記入するようにして起きましょう。

2.非常持ち出し袋について

非常持ち出し袋

非常持ち出し袋とは、災害が起こって避難するときに持ち出す、当面自分が必要とする最小限の品を納めた袋(バッグ、リュックサックなど)。持ち出し袋を備えるときのポイントは、自分の体力に合った大きさ・重さのものを、両手が使えるよう背負えるもので、すぐに持ち出せる場所に保管(水などは日常的に入れ替えて使用)。

背負い式のリックサックなどとし、両手が自由に使えるようにすること。

何時使うのか?・・・避難所または自宅2階などに避難する【垂直避難】ときに持ち出す。

女性、子ども、高齢者などは、それぞれの事情での必需品を品目・量を絞り込んで入れておく

※非常持ち出し袋は、1家族1つではない・・・避難者がそれぞれ別々に持ち出す!


飲料水・食料・生活必需品の備蓄は、十分ですか?

  1. 飲料水は、最低3日分(1人1日3リッターを確保する)・・・できれば7日分
  2. 非常食は、最低3日分(パックご飯、チョコレート、乾パン、缶詰めなど)
  3. トイレットペーパー、テイッシュ、マッチ・ろうそく、カセットコンロなど)
      ※ 大規模災害発生時には、「1週間分」の備蓄が望ましいとされています。

【参考】非常持ち出し品リスト【日本赤十字社より】

日赤非常持ち出し品リスト

★足りない品目:

「避難者カード」(ペット飼育者名簿)・・・避難所入所の際に必要。事前に記入しておくようにしましょう。

②非常トイレ・・・自宅避難でも有効(下水設備が使えない場合)。

災害時に、トイレが使えなくなる:震災や浸水時に電力、上下水道などのインフラも被災し、使用不能になります。

 ★覚えておきたい「災害時緊急トイレ」の作り方

※ビニール袋は、黒色が望ましい。新聞紙の代わりにペット用トイレシートも使えます。【野田市防災講習会での情報】

③カセットコンロ:自宅避難の場合に役立つ。用途は、冬場に暖かいものを食べられる。


3.家の中や周囲の安全確認

1)家の中

  1. 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう!
     ※対象家具:タンス、食器棚、本棚、テレビ、冷蔵庫、窓ガラス(飛散防止)
  2. 寝室や子供部屋には、できるだけ家具をおかない
     ★ドア付近には絶対に置かないこと!
      ※できれば置かない、固定する
  3. 手の届くところに、懐中電灯とスリッパ、携帯ラジオを置くようにしましょう!

2)家の周囲

屋根
屋根瓦やテレビアンテナが不安定になっていないかを確認し、問題があれば補強する。
雨樋・雨戸
雨樋の継ぎ目がはずれていないか? また、雨樋に落ち葉・砂などが詰まっていないか? 問題があれば修繕する。
ベランダまわり
落下する危険のある植木鉢やエアコンの室外機は、配置換えもしくわ固定する。
ブロック塀・フェンス
土中にしっかりとした基礎がないまたは鉄筋が入っていないものは、必ず補修する。
ひび割れや傾きがる場合は修理する。
玄関・車庫まわり
出入りに支障となる自転車などは、別の場所に移動させる。車の出入口に置いた段差プレートは流されないよう一時的に避難させる。
その他
プロパンガスボンベタンク、エアコン室外機などは、必要に応じて補強。庭のバケツなどは、飛ばされないよう配慮する。

【参考】

電気、水道、ガス復旧までの所要日数(目安)

災害名称 電気 ガス 上水位道 下水道
阪神淡路大震災
1/17発災
2日 61日 37日
(1/22復旧)
不明
東日本大震災
3/11発災
6日 34日 24日 不明
令和元年台風15号
9/11上陸
15日 不明 15日 不明
令和元年台風19号 10日 不明 不明 不明

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